河口湖で熱いデート


 今日はKさんとの2度目のデートです。ドライブで河口湖までいくんだって....。
もうキスはしているので、今日はもうドキドキです。怖いのと期待が入り交じっています。
Kさんの言う通り、最初はモノ・セクシャルなジャケットとパンツで待ち合わせの新宿駅西口に行きました。本格的な女装の道具一式は大きなバッグのなかです。

 Kさんは約束の時間にBMWにのってあらわれました。二人を乗せた車は、高井戸から首都高速にのり、中央高速からあっという間に河口湖インターまでついてしまいました。
「ま、ここまできたついでだから...」と一応河口湖から西湖・本栖湖をドライブして、感じのいい喫茶店でコーヒーを飲むと、もう夕方です。
「寒くなって来たね...」とKさんは優しい言葉をかけると国道を走り、インター近くの可愛いラブホテルに入っていったのでした。


 晴巳は、本当にはじめてホテルの入るのでどきどきです。中は、プチペンションのような内装で、清潔感があり、ちょっと安心....。
「どうぞ、先にバスルームをつかっていいよ」
 Kさんは晴巳が女装する時間、静かに読書をしながらまっていたようです。晴巳は先にお化粧を済ませました。ファンデーションを塗り、眉を書き、アイシャドウ、そしてルージュ。ワンレングスのウイッグを着けると、鏡の前には女の子が現れました。そして下着です。その日は真っ白なショーツとブラジャー、ストッキングも白です。純潔を意識しているのですね....。
 ふふっ、この姿をみて晴巳は「硬く」なっちゃいました。パンティの中に収めるのが大変。それの上にいちばん気に入っているミニのワンピースをきました。スカートのあたりは......、大丈夫です。

 さすが、ロングドライブの後です。ふたりとも喉がからから。「乾杯!」といって飲むスーパードライは最高。2人で2本も飲んじゃいました。ビールを飲むとちょっとリラックスしてきました。
「こういうところはHなビデオがあるんだよね....」
 Kさんはよく知っている、誰と来たんだろう、プンプンなんて。

 とはいえ、仲良くふたりならんでビデオを見はじめましたが、晴巳は、女性がフェラチオをしはじめたシーンでもう興奮モードになってしまいます。どうしても女性側で見ちゃうからです。
 そんな様子を見たKさんは攻め時を外さない。すかさず肩を抱き、ディープなキスをしてきて.........。もう晴巳はトロトロですぅ。


 そのままKさんに抱きかかえられてベッドへ....。
 シンプルな木製のベッドに真っ白なシーツが敷かれています。
 ワンピースを脱がされます。すかさず部屋の電気は消え、ベットサイドのスモールランプだけ.....。でも白の下着姿の晴巳はショーツの前に染みが出来ていて、ちょっと恥ずかしかった。
 でもKさんにいっぱいキスされとても、幸せな気分。
 女の子として本格的に抱かれるのははじめてです。うなじ、耳たぶ、肩甲骨、小指の先、アンダーバスト、ウエストライン、ひざ頭.....。こんなとこがこんなに感じちゃうんだという驚きの連続です。そしてあっというまに晴巳の身体はトロトロにとろけ、知らず知らずの内に声が出てしまいます。


 どれくらいKさんの優しい愛撫が続いたでしょうか。Kさんは枕元からゼリーを取りだし、晴巳のアナルのまわりに丹念に塗りこみます。ヌルヌル感が気持ちよく、そしてクチユクチュという音は卑猥な感じがします。
 Kさんはゆっくりと確実にアナルのなかに指を進めてきます。
 そうすると今まで感じたことのなかった快感が股間から湧き上がってきます。
 ペニスからでは感じることの出来ない不思議な快感です。
「あーーーん、いい! すごーーーい」ともう無我夢中で女の子の声で感じまくっちゃいました。
「いいかな、受けとめてくれるかな」といいながら、Kさんがコンドームをつけて、晴巳のなかには行ってこようとします。
「あーーー、痛い.....」
 なんとか愛しいKさんを受け入れようとしましたが、晴巳はまだアナルが固くてとってもKさんのを受け入れられそうにない。しばらく時間がかかりそうです。でも、いつかは晴巳はKさんと「ひとつ」になりたい.......。こんな思いがこころのなかをかけ回ります。


 ふたたびふたりは熱く抱き合い、お互いの快感を高めていきましたが、ついにKさんがいきそうだと訴えます。
「待っててぇー」と、晴巳はKさんのペ*スを急いで咥え、一生懸命フェラチオをします。実はフェラチオをするのも初めてですが、もう晴巳のお口はオ**コみたいのような感じ方です。
「あっ、いくよ!!」 短くKさんが叫ぶと、晴巳のなかに激しい律動が起こりました。そして喉の奥にKさんの愛の射液を感じ、無我夢中でいただいてしまいました。初めての体験ですが、けっこうおいしいのにびっくりです。ああ、晴巳は女の子として男性のものを飲んだんだわ、それも素敵なKさんのものを....。
 愛の嵐が通りすぎた後、晴巳はKさんの腕に抱かれて幸せな気持ちで眠ってしまいました。


翌朝、二人で見た富士山の美しさは、....、晴巳は一生忘れないと思います。

                                                <おわり>

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