「ボイスチェンジャーでテレクラのサクラ男になる」
(ヤマダアモイ)
さて、いよいよ男性のためのサクラアルバイトの仕方である。
まずは登録の仕方だ。『ティンクル』等で登録用の電話番号を調べて応募することになるのだが、番組と違って生身の人間が相手なので、知り合いの女性にわけを話して手伝ってもらおう。
登録の際、あなたの住所にその女性が同居しているという設定にするので、あらかじめ、その女性に銀行口座を作ってもらう必要がある。
次に登録の手順であるが、相手オペレーターが住所、氏名、年齢、生年月日、振り込み口座番号などを聞いてくるので、あらかじめ設定通りにそれらを紙に書いて女性に渡しておく。もちろん前もってだいたいの手順は説明するが、業者によって聞かれる内容は違うので、電話をかけてからはオペレーターの指示に従うようにしてもらう。もしわからない要素があっても慌てずに、相手に気づかれないよう電話口を塞いで聞いてもらえばよい。
いろいろな質問をクリアすると、給料支払いやボーナスポイント制度などについて相手からー通り説明されるので、それらは残らずメモしてもらおう。それらが終わると業者によってはその時点で登録が完了するところもあるが、だいたいは住所確認を兼ねて書類を送って来るので、それを返送すると登録が完了する。なかには扶養控除申告書まで送ってくるところもあるが、それは別の仕事先で提出していると言えば出さなくて済むのでうろたえることはない。
それから登録の際に説明されることだが、サクラにはきちんと会員番号と暗証番号があり、通常のガイダンスの途中で秘密のバスワードをプッシュするとサクラ用のガイダンスに切り替わって、それまでの自分の通話時間と稼いだ金額をコンピュータが教えてくれるようになっている。最後には、丁寧に「さあ、今日もがんばって稼ぎましょう」などと言ってくれたりするので、勤労意欲も倍増だ。
さて、肝心の男性との会話だが、ボイスチェンジャーを使うのが便利だ。ボイスチェンジャーはー万円くらいの物からニ十万円もするものまでいろいろあるが、重要なのは値段より機能だ。はっきり言って値段なんてあってないような商品なので、ちゃんと使えるものかどうか実際に電話口で試してもらって判断しよう。わたしが試してみた機種は、電話機と受話器のコードの途中に接続するタイプで、雑音排除機能のついたshe−maleという機種で値段は四万八千円。これで十分に男性をだますことができた。ただし、いくらボイスチェンジャーを使用したからといって、喋り方が普段のままでは、ただの変な声の男にしか聞こえない。イメージとしてはオカマの喋り方を真似る感じである。身も心も女になったつもりで、一生懸命演技しよう。日常生活でもオカマ風の喋り方を心がけるとさらによい。また、周波数目盛の調整を間違えると金星人の声(?)みたいになってしまうので注意すること。
伝言ダイヤルではテ−プを活用
次は伝言ダイヤルについて。これは、マイクロカセットを装備した留守番電話を使用する。通話中に録音・再生ができる機種は現在も発売されているが、マイクロカセットのある機種は古いものに多い。まず、他社の男性用回線の無料お試し時間をフルに使って、女性のオープンメッセージを採集する。いかにも返事の伝言がたくさん入りそうなメッセージを選んで録音しよう。このようにして集めたメッセージを、サクラ登録したダイヤルのオーブン組の込み具合によってメッセーBOXに流すわけだが、その番ジの入る量が違うので、込んでいるところでは少し頻繁に録音を繰り返す必要がある。それでもあまり頻繁に声の違うメッセージを録音すると、登録番号から男性に感づかれてしまうので注意するように。このようにして流したオープン伝言の返事を確認するときは、まるで漁師のような気分になる。「あなたへの伝言がニ十件あります・・」なんてメッセージを聞きながら、どういう網を仕掛ければ魚がよく捕れるか記録しておこう。そうして付けた記録を参考にしながら次回の伝言採集をするようにすると、さらに大漁間違いなしである。
「オトナの電話ネット攻略読本」(ヤマダアモイ著・ジャパンミックス社刊)から引用